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城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

ショーケンに渡哲也が激怒した“東映京都撮影所騒動”の顛末

公開日: 更新日:

 ショーケンこと萩原健一さん(享年68)が亡くなって、びっくりするようなエピソードがあちこちで紹介されている。

 暴れん坊のショーケンのイメージ通りの話が多いが、どこか憎めないことが多い。

 僕も、僕しか伝えられない、彼のエピソードを残しておきたいと思う。

 その昔、京都の東映撮影所で、ショーケンが撮影の仕事に入っていた。同じ日、渡哲也を筆頭に石原軍団も別の作品で撮影を行っていた。昼休みになって石原軍団が撮影所の食堂に入ったら、テーブルや椅子がひっくり返され、醤油や調味料が散乱していた。オロオロしている食堂のおばちゃんにどうしたのかと聞いたら、「ショーケンが何が気に入らなかったのか暴れて、いま出ていきました」と言う。

 それを耳にした渡が、「おい、ショーケンを呼んでこい。ぶっ飛ばしてやる」と大声で指示した。ところが、石原プロのマネジャーが食堂の反対側のドアから顔を出すと、そこで立ち聞きしていたショーケンがもの凄い勢いで走りだし、撮影所から脱走してしまったという。

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