著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

役者の腕が試される? ゲイドラマ花盛りの裏事情

公開日: 更新日:

 初回にして、もうシロさんとケンジにしか見えないところはさすが。

古田新太に圧倒されそう!

 さらに、注目は古田新太がゲイで女装家の教師を演じる「俺のスカート、どこ行った?」(日本テレビ系)だ。20日スタートだが、スポットCMがたびたび流れ、そのたびに圧倒される。かつてゲイバーを経営していた原田のぶお(古田)が教育現場に乗り込み、破天荒ぶりを見せるもので、前クール話題を集めた「3年A組―今から皆さんは、人質です―」に続く、ひとひねりした学園ドラマに期待大だ。CMの終わりに男子生徒に向かって「この野郎、恋してやろうか」とすごむ姿にぞわりとした。

 古田の女装といえば、2003年のドラマ「ぼくの魔法使い」(同)で篠原涼子と入れ替わり、新婚妻になる姿が忘れられない。「みったん」と夫役の伊藤英明に甘えるところが最高だった。まさに怪演。またあの女装が見られるのかと思うと楽しみだ。

■「ミタゾノ」は3シーズン目


最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」