“TBS昼の顔”恵俊彰 驚異の安定感に影響を与える人物とは?

公開日: 更新日:

「話題の事件に加え、衣食住など生活回りの情報や芸能情報を取り上げるのがセオリーだった昼の情報番組に、それまで敬遠されがちだった政治、経済、国際問題を積極的に取り上げるようになってから、視聴率が安定しました。そして同じ話題でも継続して掘り下げることで、番組を毎日視聴する“顧客”をつかんだのが強みです」

 同じTBS系の関口宏の「サンデーモーニング」(日曜午前8時)も、シルバー男性をターゲットにして高視聴率を継続している長寿番組で、この世代の男性は一度見始めると、なかなか他番組に“浮気”しない。

「恵さんは、『サンデーモーニング』の関口さんが司会を務めていた高視聴率番組『東京フレンドパークⅡ』(94~11年)にレギュラー出演していたので、関口ファンへの認知度も高い。この層との相性もバッチリなんです」(亀井徳明氏)

 恵の「ひるおび」が好調な一方、その前の朝の時間帯は苦戦を続けているTBS。今月30日からは、「ひるおび」にもコメンテーターとして出演している立川志らく(56)をMCにした「グッとラック!」が始まる。“裏切らない”シルバー男性狙いは、果たして朝も通用するのか?

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」