学者が分析 尿検査がシロでも自白する沢尻エリカの心の闇

公開日: 更新日:

 合成麻薬MDMA所持で逮捕された女優の沢尻エリカ容疑者(33)。逮捕当日に採取した尿の検査結果から薬物反応は陰性で不起訴の可能性も出てきたにもかかわらず、家宅捜索ではMDMAがアクセサリーケースの中にあることを捜査員に伝え、過去の薬物歴まで明かした。なぜペラペラと自白したのか。心理学者の富田隆氏はこう分析する。

「沢尻さんはパーソナリティーが素直で、言ってみれば根がいい人。『別に』発言も批判を浴びてすぐキャラが変わったところを見ると、本来の性格ではなく、その場で求められたからやっただけ。バッシング後の映画でも交渉の余地はあったはずなのに、大胆なヌードに挑戦。逮捕前にクラブで踊り狂うのも、主催者や仲間やクラブに来たお客さんへのファンサービス。沢尻さんは社会性が高く、サービス精神旺盛な“空気の読める人”といえます。その一方、刹那的で5年後、10年後といったビジョンが描けず、その場さえ良ければと快楽へと向かい、やめるだけのストイックさもなければ、依存を絶つ理由も見つからなかったのだと思われます。将来が見えない今、同じように刹那的にゲームや酒に依存している人は多く、彼女にはたまたま薬物という非合法の選択肢があったともいえます」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」