志村けんさん 泥酔記者に愛の一喝「話をちゃんと聞け!」

公開日: 更新日:

 個人的な話で恐縮だが、その連載開始当初、初めて志村さんと酒席を共にさせていただいたとき「全員集合」直撃世代で志村さんの大ファンである私はうれしさのあまり舞い上がってしまい、泥酔してしまった。そんな私を志村さんは「おまえはそうして人の話をちゃんと聞けないからダメなんだ!」と一喝。その後、連載は2年近く続いたが、最後はその雑誌が休刊となり連載も終了となってしまった。しかし志村さんがライフワークとして続けられていた舞台「志村魂」には毎年楽しみに通い続けた。舞台の後は楽屋に伺い「いつかまた一緒にお仕事させていただけるよう頑張ります」と伝えると「おう」とはにかみながら答えてくださった。

 2016年に肺炎を患ってからはたばこをやめ、以前よりはお酒も控えていると話されていた。自分は芸人やタレントではなく、あくまで「コメディアン」であると自任していた。生前、自らの最期について尋ねた時は「最期は舞台の上で死にたい」と語っていたが、3月17日に体調に異変が起こるまさに前日までテレビ局に収録に向かっていたことになる。

 今回、あまりに突然の出来事に、多くの方と同じく私も言葉を失った。もっと多くの話をお伺いし、それを伝えたかった。

 志村けんさん、さようなら。本当にありがとうございました。安らかにお休みください。

 (文・平川隆一/日刊ゲンダイ

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  4. 4

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  5. 5

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  3. 8

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  4. 9

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  5. 10

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  3. 3

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  4. 4

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  5. 5

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  1. 6

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  5. 10

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり