米倉涼子が中居正広が退所 有名タレント新たな門出の吉凶

公開日: 更新日:

 芸能文化評論家の肥留間正明氏はこう言う。

「米倉さんは海外でも通用する日本のトップ女優に上り詰め、事務所の器を超えた。こういう実力のある人は、中居さん含め個人マネジャーとタッグを組んで交渉していく昭和初期のマネジメントスタイルに回帰するでしょう。芸能プロが隆盛したのは70年代、日本テレビの『スター誕生!』が放映された頃で、当時一代で事務所を築いた社長たちは70、80代と高齢化。体力も衰えてタレント育成熱もかなり低下しているのは否めない。YouTubeなど自分が媒体を持てる時代でもあり、地上波テレビに出演しなくても独立しやすい環境も整っていますからね」

 米倉に続けとばかりに、岡田結実(19)、ヨンア(34)もオスカーを退所。元JUNONボーイで「仮面ライダーオーズ」の渡部秀(28)は福山雅治が所属するアミューズから純烈が所属する事務所に移籍。今後もタレントの独立・流動は活発化しそうだが、順風満帆の門出になるのは果たして何人か。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」