小さなことを気にした光浦靖子が選んだ小さな夢を追う人生
「日々楽しく生きることが、前よりは上手になりました」(光浦靖子/テレビ朝日「徹子の部屋」6月23日放送)
◇ ◇ ◇
4月からカナダのバンクーバーに留学予定だったものの、コロナ禍の影響でそれがかなわなかったオアシズの光浦靖子(49)。それまで住んでいたマンションも退去手続きを済ませてしまったため、妹夫婦の家に居候していた。そんな彼女が語った言葉を今週は取り上げたい。
妹夫婦と暮らす中で「日々がこんなに過ぎていくんだと思って。時は流れるのだ、毎日朝が来るんだ」(フジテレビ「ボクらの時代」20年5月17日)と改めて感じたという。「子育てってホントに大変だと思った。時間も気持ちも全部取られてしまって、本当に忙しいんだ」とも。
自分は独り身だったから時間があった。だから普通なら見過ごしている「小さなことを」をいちいち「これってどういうこと?」と、大きくして悩んだり、怒りに変えてしまっていたんじゃないかと。
だが「その小さいことを拾ってきたから、面白い光浦靖子という芸人ができたんだと思う」(同前)と相方の大久保佳代子が言うように、それは芸人としては大事なことだろう。