著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

ドリフターズになりすましたロカルノ国際映画祭の授賞式

公開日: 更新日:

 毎回、俺の人生ルーレットなるものを回し、過去のいろいろな時代のエピソードを述べてきたが、今回はルーレットはあえて回さないのだ。

 というのは、何回か前にアメリカにメジャーの野球を見に行き、ドジャースタジアムのグッズショップで少年ファンに王貞治選手の一本足打法を披露、それだけでよしゃいいのに、さらに調子こいて王さんのサイン(子供の頃、野球選手のサインをマネするのがはやったので書けました)を数十人に書いた「王貞治なりすまし事件」(?)を告白しましたが、いよいよ世紀末という1999年ごろに、俺はドリフターズにもなりすましていたことを突然、思い出したのです!

 それは俺が脚本、主演をした映画「生きない」(清水浩監督)でスイスの「ロカルノ国際映画祭」で見事、賞をいただいた時のことなのだ。

 とにかくロカルノという街はお金持ちのヨーロッパ人の避暑地といわれているだけあり、街の中心に大きく美しい湖があり、それを取り囲むように石畳の街並みやレンガなどの建物が並び、そしてその背景にはスイスの山並みがそびえているのですが、山のところどころに大きく古い城が点々と存在するという、ぜいたくこの上なく静かで優雅な時間が流れていく場所なのです……。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末