室井滋さんはオレも驚く令和の“奇人・変人”なのだ
例えば、室井さんは富山県の出身で、そのせいもあり、地元でのお仕事もかなりあるそうなのですが、「ホラ、富山って地味じゃない……芸能人も私と柴田理恵ちゃんと(立川)志の輔さんしかいないじゃない」。
「えーっ! 確かに地味な県のイメージはぬぐえませんが、3人しかってどうして決めつけちゃうんです!?(と俺の心の声)」
「そしたらね、最近出てきたのよ、大関の朝乃山が」とどこか人気者の出現に面白くない様子が……。
「イヤ、キャラクターまったくかぶらないし、そもそも朝乃山は芸能人ではないですし……気にすることは(と心の声)」という具合なのです。
誤解のないように言っておきますが、実にサッパリとしたイイ人です!! そのイイ人の中に「決して自分以外は信じない」という信念が共存しているからややこしいことになっているのだ。
例えば、この時代に携帯電話はまだガラケーだし……。ま、それは個人の自由ですが、電気やガス、水道の公共料金は絶対に口座自動引き落としにすることなく、令和のこの時代にイソイソと郵便局の窓口に出掛けていくのです。それに対してひと言でも「でも、引き落としの方が便利ですよ!」などと言おうものなら、「あんなモノ信じちゃダメよ!!ハッカーとかネット詐欺とかで気がついたら全財産が通帳からダマし取られちゃうんだからねー」と烈火のごとく昭和40年代くらいの思想が牙をむいてくるのです。