初代電波子の滝島梓さん 着物の師範の肩書でライブ配信中
歌手デビュー、24時間テレビにも出演
さて、滝島さんが「進め!電波少年」のマスコットガール「初代・電波子」に選ばれたのは92年。応募者、約500人という大激戦を制した。
「翌年4月、作詞・松田聖子さん、作曲・後藤次利さんの『駈けていく少女』で歌手デビューもできましたし、本当にラッキーでした」
毎夏恒例の「24時間テレビ 愛は地球を救う」にも出演した。
「長崎市の長崎国際テレビからの中継ゲスト。分刻みで移動や中継があったのと、東京とは違った強烈な暑さを覚えてます」
一昨年4月には“Tプロデューサー”こと土屋敏男氏を交え、都内恵比寿でプチ同窓会を開いた。
「朋友の伊藤高史さん主宰の劇団の舞台を土屋さんが演出なさって、それに『電波少年』の出演者が日替わりでゲスト出演したんです。で、『たまには集まろうよ』って。参加したのは元猿岩石の森脇和成さん、元ドロンズの大島直也さん、地球防衛軍の伽代子さん……。会場は電波少年的ハルマゲドン2に出演した蛭子直和さんがオーナーのダイニングバーでした」
特技は韓国語。16年に「韓国語能力試験(TOPIK)」2級に合格している。
「きっかけは、チャン・グンソク主演の韓流ドラマ『美男(イケメン)ですね』。これまで41回、韓国へ遊びに行ってますから、ガイドやコーディネートもできますよ」
お笑いコンビ「2丁拳銃」の小堀裕之がボーカルのロックバンド「タイガー?タイガー?」のスタッフもする。
「歌手に復帰するプランもあるので、新型コロナ禍がおさまったら、ぜひ実現したいですね」
花の独身だ。
(取材・文=高鍬真之)