“勘違い芸人”フワちゃんをありがたがるテレビ局に喝!
■“放し飼い”状態もそろそろ限界か
それでもバラエティー番組がフワちゃんを使うのはなぜか。
「放送コードに引っ掛かることを平気で口にするので、制作スタッフは嫌がるのですが、MCのタレントが『番組がにぎやかになるから』と指名するんです。とくに、新型コロナウイルスでスタジオ収録が難しくなってからは、色とりどりのヘアピンにスポーツブラの彼女は、リモート出演の四角い枠の中にいても目立ちますからね。番組中に2、3回バカなことを言ってくれれば、それでいいんです」(番組制作会社ディレクター)
リモート出演は、本人にとっても好都合だったようだ。遅刻の常習犯で、生番組に穴をあけそうになることがしょっちゅうだったが、自宅からの出演ならその心配も減るから、オファーが増えた。
しかし、“放し飼い”状態もそろそろ限界だろう。黒柳徹子のような大先輩を呼び捨てでイジっても、ここで怒ったら大人げないと、笑ってやり過ごしてもらっているが、大御所の誰かが「いい加減にしろ!」と一喝したら、その瞬間にテレビ界から消える。それでなくても、そろそろ飽きられているのではないか。