嵐に携帯業界が白羽の矢 ジャニーズ“5G戦略”のしたたかさ

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 大晦日で活動休止する嵐が31日に最後の無観客生配信ライブを開催することが明らかになった。ライブは20時からで、NHK紅白には中継での出演となる。昨年同様、紅白の司会を担当すると19時半から23時45分まで他局に出演できず、前3日間リハーサルで拘束されるので司会を断ったともっぱら。他局の音楽特番も前撮りするなど出演調整しているという話もある。

 31日はまさに“嵐デー”になりそうだが、そんな嵐に期待を寄せているのが携帯電話業界だ。

「5Gコンテンツの切り札として嵐に白羽の矢が立っています。1年前に“ライブシューティング日”としてSNS、ネタバレ厳禁の“シークレットライブ”を開催しているんです。今までのライブDVD以上のカメラが稼働していたそうで、嵐のメンバーが『今日は、日本の映画界、撮影止まっているかも』と言うほど、凄腕カメラマンが集結。放映元は最近CM出演しているソフトバンク。5G加入拡大のキラーコンテンツになるともっぱらです」(広告代理店)

 自分の好きな角度で動画を見ることができるのが5Gの強みで、本来は東京五輪の競技放映をキラーコンテンツに拡大戦略をもくろんでいた携帯業界は大コケ。国からも携帯電話の料金引き下げを迫られ泣きっ面にハチ状態。そんな携帯業界の救世主が嵐というわけである。

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