お笑い芸人は“超”格差時代に…様変わりする再就職先の実態

公開日: 更新日:

 漫才のM―1、ピン芸人のR―1、女芸人のTHE Wとお笑い芸人の王座決定戦が花盛り。優勝すれば一夜にして年収が数百倍にもなるというシンデレラストーリーだが、コロナで営業もゼロになり、食えない芸人は増える一方。夢破れて新たな道に進む者も多い。そんな芸人のセカンドキャリアに変化が出てきているという。

 ひと昔前はアルバイトの延長で飲食店勤務が本業になるのが王道だったが最近は芸人も高学歴。大卒も多く、PR会社の営業など一般企業のサラリーマンに転職する芸人も増えているという。

「クライアントに『僕、芸人の○○と同期だったんです』なんて言う人が増えましたね。7、8年前くらいは美容外科のPRや営業部門に転職した人が多かった。当時は美容外科がカジュアル化、事業拡大傾向にあったのでトーク力が武器になったのだと思います。そんな人がまた友達を呼び、元芸人の営業マンが増えた。今では部長など、そこそこの役職に就いている人も多いですね」(広告代理店)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末