M-1最年長ファイナリスト錦鯉 今年の目標は“脱アルバイト”
昨年末の「M-1グランプリ2020」で最年長のファイナリストとして話題になった漫才コンビ「錦鯉」。49歳の長谷川雅紀さんはパチスロでバイト代が消え、しかも現在は歯が8本なく、42歳の渡辺隆さんはそんな相方を見守りながらも、芸人を続けるため結婚もしない堅実な生活を送ってきた!?
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長谷川 30歳で北海道から上京して牛丼の松屋さんで週に5日、深夜のバイトに入ってばかりいましたね。そのうちパチスロにハマり、朝8時にバイトが終わったら、そのまま帰らずに10時からパチスロ台の前にいる日が多くて、何も食べすに丸1日打ち続け、夜になったらその足でバイトに行くとか。
ボロアパートが築60年で僕よりはるか年上(笑い)。風呂もエアコンもなく、夏は暑いから帰りたくないんですよ。部屋で寝る時は500ミリリットルの水のペットボトルを冷凍庫で凍らせ、脇の下や首の後ろに挟んでたけど、それでも部屋で熱中症になって病院で点滴を打ったこともありましたから。バイトで月に20万円稼いで、ボロアパートの家賃が3万円なのに、パチスロに入り浸りでバイト先の人や消費者金融からも借金して、40歳ぐらいの時には2、3社合わせて100万円くらい借金してました。