日テレ“火サプ”打ち切りの舞台裏で高田純次外しとマウント

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 一方、今回の新番組を巡ってはもうひとつミソがついてしまったという。現在、日テレのGP帯(19~23時)で系列局が制作している番組は「ダウンタウンDX」と「秘密のケンミンSHOW極」の2番組のみ。いずれも制作は読売テレビなのだが……。

「読売テレビが日テレに次ぐ準キー局ということで、系列局も黙っていた経緯があるんです。しかし、今回の『火サプ』の後枠を中京テレビが制作すると聞いた系列局の関係者がザワついているんです。特に福岡放送や札幌テレビなどは“ウチがやりたかった”と猛アピールを繰り返していたそうです」(キー局関係者)

 というのも、系列局が全国ネットかつGP帯でレギュラー番組を持つことは莫大な利益をもたらすからだ。

「CMなどの広告費は全国放送ということで3~5倍になる。さらにステーションイメージ(局に対するイメージ)も良くなる。今後、中京テレビは名古屋圏で広告営業が楽になることは確実です」(代理店関係者)

 そもそも「火サプ」は10年以上の歴史を誇り、常に視聴率10%台をキープする優良番組。なぜ今回、あえて打ち切り、系列局に枠を譲ったのか。

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