著者のコラム一覧
ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

いま政局はいらない 今すぐ国会を開いてコロナ感染対策を審議してくれ!

公開日: 更新日:

 6月に国会が閉会してから、デルタ株の猛威、医療崩壊、豪雨被害と問題は山積している。野党は国会の召集を要求しているが、政府はそれに応じる気配がない。例年なら9月は臨時国会が開かれる季節だ。

 だいたいこの会期という考え方は日本独自のもので、英国などは会期という概念がなく、国会が必要であればいつでも開かれる。

 憲法では総議員の4分の1以上の要求があれば内閣は召集を決定しなければならないとある。

 記者から憲法違反ではないかとの質問を受けた加藤官房長官は「要求から召集までの期限に関しての記述はない」ことを理由に、すぐに応じなくても問題ないと逃げた。

 しかし、憲法改正をうたう自民党の野党時代の改憲草案には「要求があった日から20日以内に臨時国会が召集されなければならない」と明記されていたのがブーメランとなって皮肉であった。野党時代に作ったから気持ちが野党的になっていたんだね。

 なぜ国会を開かないかと言えば、総裁選、衆院選を前に野党から責められる姿をさらしたくないからであろう。彼らの関心は今や国民よりも自分たちの総裁選、そしてそのあとの総選挙に向いている。コロナ禍で健康面も経済面も青息吐息の国民のことなどお構いなし。その証拠に連日、政局や政治戦略が記事になる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末