著者のコラム一覧
ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

いま政局はいらない 今すぐ国会を開いてコロナ感染対策を審議してくれ!

公開日: 更新日:

 直近のニュースでは、ついに菅さんが二階さんの首に鈴をつけるらしい。幹事長辞任を促したのだ。なぜこんなことになったのか。

 そもそもまず先に、総裁選に出ると声を上げた岸田さんが、役員の任期を限定すると公約し二階降ろしを宣言した。二階さんに不快感を抱く若手にアピールする目的か。二階嫌いの麻生さんと何か約束したのかも知れない。ところがおっとどっこい。菅さんが動いた。先に菅さんが辞めさせてしまえば、そこは総裁選の争点にはならないという丁々発止の戦略だ。おそらく二階さんとは後任人事を二階派から出すとか何らかの手打ちはあったに違いない。

 高市氏は無邪気なかませ犬。下村氏はスタコラ逃げ出した。あとは菅VS岸田。どちらも安倍さんと麻生さんを取り込まないと勝てない。まるで暴力団内部のような権力抗争だ。

 菅さんはワクチン頼み、「もうそこに明かりが見えている」と言う。すっかり幻が見えるようになったのか。対する岸田さんは、そんな菅さんでは選挙が戦えないという若手票頼み。どちらにしても、誰も国民のことなど考えていない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  4. 4

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"

  5. 5

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  1. 6

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  2. 7

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  5. 10

    永野芽郁&田中圭の不倫スキャンダルをスルーするテレビ局の身勝手…ジャニーズの時の反省は?