さいとう・たかを先生、安らかにお眠りください…30年前の銀座のBARでのエピソード

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ゴルゴ13」のさいとう・たかを先生がゴルゴの最終回を描かずに逝ってしまった。今年の7月に201巻で「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」としてギネス世界記録に認定され、9月6日に更に新刊202巻を発売し、私の925のお祝いの前日9月24日に現役バリバリの84歳で亡くなってしまった。先生、お疲れさまでした。ご冥福をお祈りいたします。

 疲れた時には眠って直す、その町の情報はその町で働く人に聞く、俺の後ろに音も立てずに立つな、スイス銀行、続けて二度三度と味わえる女はざらにはいない、要件を聞こう。など、私は主人公・デューク東郷からいろいろ学んだ。そしてもちろん子どもの頃からものまねもして、5年ぐらい前には自分の中のほぼ完成形のゴルゴが出来上がり、舞台などでも度々登場させてきた。太い眉毛、もみあげ、意外と狭い額などを自分ののっぺりした顔に黒ペンでガッツリ描くので、きれいに落とすのも時間がかかり、早替えが間に合わず中途半端なグレーな顔色で次のシーンに出てしまったことも。

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