杉咲花「恋です!」は秋ドラマのダークホース 視聴率初回8.8%も“右肩上がり”の要素テンコ盛り

公開日: 更新日:

 確かに露骨なキュン攻めはないし、ヤンキー君とその仲間も実にいいヤツらだ。何よりちっちゃいけど強気な杉咲はただただかわいい。

「盲学校の同級生役に細田佳央太、田辺桃子という、地味になかなか贅沢なキャスティングをしてくるあたり、このドラマを丁寧に作ってくれそうな期待を持たせてくれますね」(前出のエンタメ誌編集者)

 それにハンディを抱える女の子の恋を描いたドラマには、過去にもいろいろとヒット作がある。

 古くは1995年放送の「星の金貨」(日テレ系)で酒井法子(50)が演じたヒロインは耳と口が不自由で、2000年の「Beautiful Life~ふたりでいた日々~」(TBS系)で常盤貴子(49)が演じたヒロインは車椅子だった。

「2004年放送の『オレンジデイズ』(TBS系)で柴咲コウが演じたヒロインは聴覚障害で、やはり気の強い女の子でしたね。もともとドラマ好きのオジサン世代には馴染みのある設定ともいえそうで、ヒットの法則に沿っています」(スポーツ紙芸能担当デスク)

「今日から俺は!!」(日テレ系)で久々にドラマにハマり、「ハコヅメ」の永野芽衣(22)に癒やされたオジサン世代には、「恋です!」も刺さるかも?

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド