著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

TBSのエース安住紳一郎アナを元気にする方法 リニューアル続きでヤル気だだ下がり

公開日: 更新日:

 TBS系「THE TIME,」がスタートして1カ月が過ぎた。エース安住紳一郎を投入したものの視聴率は芳しくないようで、毎週のようにプチリニューアルし、番組はもはやサグラダ・ファミリア状態に。

 ニュースや芸能コーナーが増え、「ニッポンの空」コーナーが見る見る縮小され、安住らしさも失われている。おそらく、ネット系列も含めた外野がケチをつけ、それを真に受けているうちに訳が分からなくなっているのではと察する。

■ミスを連発

 中でも、大幅にリニューアルした先月25日の放送では、当の安住紳一郎も「一番戸惑ってるのはアタシだよ!」と冗談めかしていたが、スタッフへの不満も感じ取れた。

 おまけに9日の放送では火曜日なのに水曜日と曜日を間違えてしまい、翌日は番組名を失念しそうになるなど、安住ともあろう者がミスを連発。フロイトの錯誤行為というやつで、番組をなかったことにしたいと無意識のうちに思っているのではないか。

 安住の得意はおしゃべり。せっかくエースを投入しておきながら、ただニュースを読ませるだけではもったいない。もっと自由度を高くしてフリートークを楽しめる番組にしないと魅力半減だ。

共演者を嫁候補に

 長年続いた「ぴったんこカン・カン」は米倉涼子やら吉田羊やら、女優と飲んだり食べたり疑似デートをしていたようなもの。それがなくなった今、安住のモチベーションは、どんどん下がる一方だ。そこで余計なお世話だが、安住が楽しめるよう、共演者を嫁候補としてみるのはどうか。

 最後の大物独身俳優の佐々木蔵之介が一般女性と結婚した今、安住の嫁は国民の最大関心事。

 オススメ嫁候補①は木金担当の江藤愛。安住とのコンビは木曜だけだが、2人並ぶと長年連れ添った夫婦のようなおなじみ感がある。

 何といっても、しょーもないウンチクを得々と述べる安住を見つめる視線が優しい。

 服装も女子アナというより若奥さま風で落ち着いているところもいい。売れっ子アナ同士の結婚は離婚率も高いが、2人ならそのジンクスを破れる!

好感度アップの宇賀神メグ

 ②は月~水の相棒の宇賀神メグ。アニメキャラのような名前にキャピキャピ娘かと敬遠していたが、田中みな実宇垣美里らワガママ系とは違うと分かって好感度はアップ。名前と見た目と違い、本人は意外と地味だ。

 ③は月曜エプロン隊の乃木坂46梅澤美波。モデルでもあり、身長170センチのスレンダーなボディーは米倉を彷彿させ、22歳にしては落ち着いているのは安住好みかも!?

 真面目さが安住の長所だが、婚活サバイバル番組「バチュラー」の公開見合いのつもりで番組を楽しんでみればどうだろう。安住に幸あれ!

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ