五輪打ち上げ“闇宴会”でビルから転落し大ケガ…テレ朝女性社員は今
会社にとっても、当人たちにとっても「自粛破り」の代償は大きかった。
8月8日、東京五輪の閉会式が始まったちょうどその頃、東京・港区の鉄板焼き店では緊急事態宣言下にもかかわらず、テレビ朝日スポーツ局員と派遣スタッフによる「五輪打ち上げ」が密かに開始された。その後、2次会会場をカラオケ店「パセラ渋谷店」に移し、午前3時半ごろ、事件は起きた。
「泥酔した20代の女性社員Aさんが帰宅するため、ひとりで先に6階の部屋から出た。他の客とエレベーターで乗り合わせるのを避けるため、非常階段を使った。1階まで下りたところで外に出られないと思い込み、再び2階に戻り、隣のビルの壁や看板をつたって下に下りようとした。ところが何かをつかんだ後、足を滑らせ、地面にドスンと落下。通行人に助けを求めたのです」(テレ朝関係者)
病院に救急搬送されたAさんは、左距骨を骨折し、全治およそ半年の大ケガ。五輪取材班による「闇宴会」が大々的に報じられ、大バッシングが巻き起こった。
テレ朝広報部に事件についての反応を尋ねたところ、「視聴者からのご意見については公表を前提としておりませんので、具体的な数や内容などは控えさせていただきます」とのこと。