松本潤は“変なパパ役”で新境地開拓となるか「となりのチカラ」が視聴率2週連続2桁マーク
松本潤(38)主演、遊川和彦氏(66)脚本・演出による連続ドラマ「となりのチカラ」(テレビ朝日系)の第2話が27日放送され、20日放送の初回に続いて平均視聴率は2桁をマークした。上戸彩(36)や松嶋菜々子(48)らが脇を固め、豪華キャストが集結し、数字も伴っているのにネット上の評判はイマイチ。
東京郊外のマンションに家族4人で引っ越してきた主人公・中越チカラ(松本)がマンション内の様々な家庭の問題に首を突っ込むことで住人たちの悩みを解決していく姿を描く"社会派ホームコメディー"と銘打たれているが、最も多い指摘は「時代に合っていない」というものだ。
■昭和感たっぷりの脚本
「令和に変わり、コロナ禍によっても価値観のアップデートが目覚ましい中で、あまりにも脚本が昭和っぽい。時代が変わっても変わってはいけないものがあって、人との触れ合いが大切だというメッセージを込めたいというのはわかりますが、虐待や、認知症などの問題は身内間でも解決することが難しい問題です。それを同じマンションに住んでいるからという理由で、土足で踏み込み、それが美しい物語であるという風に見せられても、違和感を抱いてしまうのは致し方ないと思います」(コラムニストの水野詩子氏)