「闘魂の歌姫」森山愛子さんはイケる口…ホヤもナマコも自分でさばく

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森山愛子さん(歌手/37歳)

 アントニオ猪木が命名したことから「闘魂の歌姫」として知られる森山愛子さん。昨秋発売の新曲とともに、年明けから放送中のドラマ「まったり!赤胴鈴之助」のエンディング曲を歌って話題に。イケる口の飲み話を語ってもらった。

  ◇  ◇  ◇

 結構、一人で飲みに行くことがあります。横丁系とか赤提灯系が好きです。

 新宿の行きつけの店は7、8人も入ればいっぱいになるオイスターバーです。牡蠣がいつも6~10種類あって、それ以外は私が好きなホヤの塩辛とか2、3種類があるくらい。「牡蠣にはジンソーダが合う」ってメニューに書いてあるので、いつもジンソーダで。素焼きの牡蠣を食べた後、殻に残ったエキスにお醤油を垂らして日本酒を飲むこともありますが(笑い)。

 もつ煮込みの店にもたまに。魔法使いがかき回しているみたいなドロドロの感じの(笑い)。継ぎ足しだから鍋の周りに汁がこびりついていて。お客さんが肩を寄せ合ってギューギュー、間違って隣の人の飲み物を飲んじゃうくらいに。コロナで今は行ってませんけど。赤提灯は渋谷の店ですね。オシャレな感じの焼きとん屋さん。

 変わった店では渋谷のラーメン居酒屋。そこは店員さんがミャンマーの人が多く、メニューにミャンマー名物がある(笑い)。焼き餃子190円とか安い! 茹でたブロッコリーにマヨネーズだけかけたもの、うずらのゆで卵、馬刺しに水ダコ刺し、赤いウインナーも……そんなツマミがいっぱい。お酒はフグのひれ酒みたいな魚を入れるのもあって。締めにラーメンを食べることも。人気でメチャ混んでますよ。

■ジェロ君とはお互いの歌をカラオケで

 飲み仲間は大江裕君や、歌手をやめたジェロ君とか。大江君は飲みそうだけど、コーラで付き合ってくれます。すごく食べるイメージがありますが、逆で少食のイメージですね。ダジャレとかいつも面白いことを言ってます。

 ジェロ君とは今も仲がいいんですよ。私が「王様のブランチ」のリポーターをやっていた時にジェロ君がちょうどデビュー、ロケで伺って以来のお付き合いです。2人で焼き肉に行ったり、カラオケに行ってましたね。私がジェロ君の「嘘泣き」を歌って、ジェロ君は私が歌った韓国ドラマ「イ・サン」のテーマ曲の「約束」や坂本冬美さんや岩崎宏美さんの歌を歌ったり。彼は声がすごく魅力的です。

 ジェロ君の家で同年代の歌手のみんなと鍋パーティーをしたこともあるんですよ。ジェロ君はビール、ワイン、シャンパンを飲んでたかな。

 ちょっと前、ジェロ君がテレビ東京の「Youは何しに日本へ?」に出ました。番組のスタッフがジェロ君とは知らないで声をかけたそうで「インタビューされたんだけど」と連絡があった。

 今はIT系の仕事に就いていますが、ちょっと前、冬美さんがジェロ君と親しいので、私も声をかけてもらって原田悠里さんとジェロ君と4人で食事をしました。ジェロ君はとても元気そうでした。もう歌わないのかな。

ホヤ、ナマコ、牡蠣を自分でさばいて家飲み

 仕事の前は飲みませんが、ツマミを作って家飲みすることもあります。私はホヤが大好きです。できれば皮付きがいい。それを自分でさばいて作る。食べたくなると池袋の宮城ふるさとプラザに冷凍のを買いに行きます。今も冷凍庫にホヤが2個入っています。

 ナマコも自分でさばいてこのわたを出して食べるし、殻付きの牡蠣もホタテも。ただ、牡蠣は手袋をしないでさばいて手をざっくり切ったことがあって、それからはやってません。

 母から教わったのはイカの塩辛です。母が作る塩辛はみりんとかで甘くしないんです。イカのワタの他は味噌とユズの皮だけ。ご飯のおかずにもなるし、これでお酒も飲める(笑い)。

 こんな話をしているとお酒と演歌の世界という感じですね。昨年の「ひとり風の盆」のマイナーな世界観は私にとっては表現しやすいです。ただaimi名の覆面歌手として歌っている「まったり!赤胴鈴之助」(BSテレ東)のエンディング曲は明るくて元気。二重人格みたいだけど、私はアニメ声といわれることも多いので、こういうのもいいかも。「赤胴鈴之助」は中高年の方がかつて夢中になったアニメです。私の歌も楽しんでくださいね。

▽森山愛子(もりやま・あいこ) 1985年1月、栃木県生まれ。2004年デビュー、「王様のブランチ」のリポーターを担当。昨年、富山・おわら風の盆がモチーフの新曲「ひとり風の盆」リリース。

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