歌い続けるユーミンの矜持と覚悟 恒例の苗場公演は中止も7月でデビュー50周年
「考えたことないです、一度も。一度名前が出たからには逃げも隠れもできないのがショービズ。続けるにはどうしたらいいかばかり考えている」
生涯現役の覚悟が伝わってくる。
「先の北京五輪では男子フィギュア羽生選手の演技に『涙がぼろぼろ止まらなかった。倒れても、倒れても、崩れない強靱な“美”が、日本人を、人類を支えているんだと、確かに思えた』とSNSでコメント。エキシビションで羽生選手が『春よ、来い』に合わせて滑り、スポーツの祭典でも名前が話題に。走り続ける姿を往年のファンらに魅せています」(前出の音楽担当記者)
あまたの名曲、ヒット曲で時代を彩り、コロナ禍の中でも存在感を発揮している。最新アルバム発売の際は夫で音楽プロデューサーの松任谷正隆から「その年にしてまだ伸びしろあるじゃないですか」と向けられて「うん、自分もそう踏んでた」と答えるテレビ映像が話題になったものだ。
くめども尽きぬ創作、活動意欲。構成作家のチャッピー加藤氏はこう言う。