斎藤工「CM出稿量1位」までの軌跡 イメケン俳優を脱し“とぼけキャラ”での再出発が奏功

公開日: 更新日:

 次回も楽しみになるCMがインディードだった。ちなみに、過去の芸能界の流れから、泉も「あのインディードの人」と本業の女優として注目される日も近いと思う。

 斎藤が俳優として注目されたのは2014年放送の「昼顔」だった。上戸彩演じる主婦と、高校教師の斎藤の禁断の恋。
映画化もされ、プチ昼顔ブームも生まれた。

 斎藤も「男の色気がある」と女性人気の後押しで主役の座も間近と思われたが、その後はもっぱら脇役。さまざまなジャンルのドラマや映画でキャリアを積んだ。

 雑誌のモデルだった斎藤が俳優デビューしたのは01年、20歳のときだ。当時のドラマ界は織田裕二らが活躍したトレンディーブームが下火になり、中山美穂今井美樹ら女優が主人公の恋愛ドラマが主流を占めていた。男優は木村拓哉を筆頭にジャニーズタレントのドラマ進出が本格化。

 だが「斎藤はトレンディーブームの波に乗りそこなった」(テレビ関係者)。

 イケメン俳優は注目を浴びるのも早いが、次々出てくる若手の波にのみ込まれてしまうのも早い。斎藤には悪いタイミングだったかもしれない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」