田口淳之介「倍満の貴公子」での再出発は“ワケありタレント”のお手本
アイドルグループ「KAT-TUN」の元メンバー田口淳之介(36)が、一度破局した恋人と復縁し、1LDKで同棲生活をスタートさせたという記事が女性週刊誌に登場した。
普通なら「ああ、そうなの」くらいの感想で終わるところだが、同じ時期に田口が、麻雀の、いわゆるプロ雀士になったことが明かされた。
このプロ雀士への転身は、実にいい。一般的にスキャンダルや不祥事から“復活”するのが難しい時代、このやり方は参考になるのではないか。
その理由を言う前に、田口の芸能活動のこれまでを振り返ってみる。人気アイドルグループで活動していた6年前、突如グループを脱退し事務所も退所した。当時、恋人の存在が取り沙汰されており、事務所は「結婚したいならファンへの公表など段階を踏んで公にし、活動自体はそのまま続けていい」と引き留めたのだが、「結婚ではない」と本人が否定したそうで、「では活動を俳優業を中心にしたいのか」と重ねて尋ねると、「それでもない」と答えたという。困り果てた事務所が退所したい理由を問うと、「30歳になるので、これからの人生を考えたい」と真剣に言ったようで、事務所側も呆れていかんともし難かったそうだ。