皇族の「公と私」の境界はどこ? 眞子さんの結婚、悠仁さまの筑付高校進学は混同なのか

公開日: 更新日:

 2017年に眞子さんと小室さんの婚約が内定したが、3カ月後に小室家の母親の「金銭トラブル」が報じられると、2人の結婚に対する批判が一気に広がった。たびたび言われたのが、眞子さんは皇族の「公的立場より私的な結婚を優先させた」「公と私を混同している」といったものだ。これはどういう意味だろう。

 眞子さんは内親王という「公」の人なのに、国民が敬意を示せない小室さんと結婚するのは「私」を優先する身勝手な行為だから、結婚はやめるべきだということだろう。確かに小室家の「金銭トラブル」には不可解なことが多い。それを小室さんが秋篠宮さまに報告していなかったことも不誠実で、眞子さんの結婚相手にふさわしくないという批判は当然として受け止められた。それにもかかわらず、眞子さんは婚約を破棄しようとしない。国民がこれほど反対しているのに、あえて結婚しようというのは、「公」と「私」を混同しているからだというわけである。

 悠仁さまの高校進学について、学習院を蹴ったこともそうだ。お茶の水女子大と筑波大の間で結ばれた「提携校進学制度」をつかって筑波大付属高校(東京都文京区)に入学するのはおかしい、「公人」なのに私物化しているといったニュアンスで報じられている。いったい皇族の「公」とはなんだろう、「私」とはなんだろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」