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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

香川照之“性加害報道”の大ダメージ…昭和のスターは夜の街でも好感度を上げたものだった

公開日: 更新日:

「社会派ドラマでアクの強いヒール役をできる唯一無二の俳優とドラマに欠かせない。香川が出演していれば、視聴動機にもなる」(テレビ関係者)

「芸は身を助ける」は歌舞伎役者のためにある言葉かもしれないとも思う。

 課題は飲み方の改善。昭和のスターは夜の街でも好感度を上げたものだった。

「銀座で飲めるようになって初めてスターと言われた時代。石原裕次郎小林旭勝新太郎と堂々と飲み歩いていた。自分の金で共演者からスタッフまで連れてクラブを貸し切るような飲み方。ホステスを口説くよりも楽しませるからもてる」(映画関係者)

 夜の世界は口さがない。悪さをすれば尾ひれまでついて拡散するが、逆に紳士的に飲めば好感度もアップしていく。銀座のツケ(ダメージ)は銀座で取り戻すくらいの気概を持つくらいなら、ドラマの役そのものだが。

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