山﨑賢人「アトムの童」vs 清原果耶「霊媒探偵」…日曜ドラマに“差”がはっきり出たワケ

公開日: 更新日:

 その一方で、同じ日曜放送の連ドラでイマイチ精彩を欠いているのが、清原果耶(20)主演の日本テレビ系「霊媒探偵・城塚翡翠」だ。

 同じく23日に第2話が放送されたが、平均世帯視聴率は4.8%と、初回から1.6ポイントも数字を落としてしまった。

「個人視聴率も3.6%から2.7%に下落。まあ、2%を超えていれば合格点とも言えますが、人気の元朝ドラヒロインとしては、物足りない。共演の小芝風花も人気のはずなんですがね」(テレビ誌ライター)

「霊媒探偵」の日テレ日曜ドラマ枠も、4月期と7月期にジャニーズのタレントを主演に据えて若返りを図っているはずだが、パッとしない。

「清原も小芝も、NHKに可愛がられていただけあって実力は折り紙付きです。が、そのぶんファンの年齢層が若干高めです。若者よりむしろ中高年人気の方が高いかも。それなのに『霊媒探偵』はオカルトっぽいミステリーで、中高年の視聴者向きとは言い難い。キャストと内容のミスマッチと言えるかもしれませんね」(前出のテレビ誌ライター)

 その点「アトムの童」は零細企業が巨大企業に挑むという“ザ・日曜劇場”という内容で、若者を取り込みつつ、大人も楽しめる作りになっている。その差が出たか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」