紗倉まな処女恋愛小説「ごっこ」を上梓 誕生の背景には自身の“ままならない恋愛”が
セクシー女優で作家の紗倉まな(29)が22日、著書「ごっこ」(講談社)の刊行記念記者会見で、30代の抱負を語った。
「30代は女優も執筆も、自分にできることをボチボチと」と、目標は控えめ。前作の「春、死なん」が2020年野間文芸新人賞の候補に選出された注目作家としては謙虚すぎる気もするが、昨年8月に2カ月間の休養をとったことも背景にある。そんななかでの二刀流宣言は、文学ファンにとってはほっと胸をなでおろす、女優業ファンにとってはちょっと別の場所をなでたい朗報となっただろう。
今作は自身初の恋愛短編が3作収録。恋人、友達など、さまざまな人間の「ままならない恋愛」をテーマに描く。
「これまでの私の恋愛はことごとく玉砕という感じで。ぐずっている人たちばかり出てきてしまうのは、それが影響しているかもしれません」という紗倉。
“ままならない”からこそ名作が生まれるのかもしれない。