「らんまん」はNHK朝ドラ“東京編”視聴者離れのジンクス破れる?「ちむどんどん」などが撃沈
21年放送の『おかえりモネ』では、主人公が宮城県・気仙沼沖の島で育った女性が気象予報士を目指して上京。しかし、ネットには「東京編って必要あった?」というコメントで溢れるほど一気にトーンダウン。さらに昨年の『ちむどんどん』である。
■既視感満載の東京編のセット
「"ちむどんどん反省会"という言葉が生まれるほど批判を浴びたドラマでしたが、沖縄編は決して評判は悪くはありませんでした。しかし、東京編になると、見慣れた東京の街のセット。狭い下宿、居酒屋のシーンなど、これまでの朝ドラで何度も見てきた既視感満載の映像に加え、ストーリーもかなり雑に。東京編で登場するキャストは豪華なのですが、そのどれもが無駄遣いと言っても過言ではないくらい印象も残らない。『らんまん』もこのパターンにハマらないか心配です」(前出・弘世一紀氏)
東京編では、後に万太郎の妻となる西村寿恵子役の浜辺美波(22)を筆頭に、宮澤エマ(34)や成海璃子(30)といった演技派の女優が揃い、要潤(42)や田中哲司(57)、田辺誠一(54)など朝ドラや大河ドラマの実力派の常連が顔を連ねる。まずは、貧乏長屋を舞台に物語が始まるが、これもある意味、東京編の定型と言える。