NHK「クロ現」ジャニー氏特番実現の裏側…番組スタッフが漏らした局内の“内部圧力”

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 5月17日に放送されたNHK総合「クローズアップ現代」が、反響を呼んでいる。「“誰も助けてくれなかった” 告白・ジャニーズと性加害問題」と題して、ジャニーズ事務所創業者の故・ジャニー喜多川氏による性加害問題を特集したのだ。

 3月7日(日本では18、19日)、英公共放送「BBC」がジャニー氏の所属タレントへの性加害問題のドキュメンタリー番組「J―POPの捕食者 秘められたスキャンダル」を放送。しかし、日本の大手メディアはこの問題をことごとくスルーしたため、BBCの制作担当者は日本のメディアの現状を憂えた。

 その後、現状を動かしたのが、元Jr.のカウアン・オカモト氏による「週刊文春」での告発だった。4月12日、カウアン氏が日本外国特派員協会で記者会見を行ったことを受けて、NHKが16時からのニュース番組でようやくジャニー氏の問題を報じた。

「放送直後から、NHKがジャニーさんの性加害について特番を制作するという情報が流れました。その一方で、ジャニーズ事務所のタレントで成り立っている音楽番組やドラマの制作スタッフからの圧力で、その実現は難しいという声もあったんです」(芸能ライター)

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