(1)もうすぐ77歳の中尾ミエさん 人生を楽しむため大切にする「3つのこと」

公開日: 更新日:

出かけて行って、人に会って、話をする

 ルーティンとなっているのが、毎朝、近くの公園で体を動かすこと。10年ほど前からはじめた。

「ストレッチをやったり、鉄棒にぶら下がって懸垂をしたり、そのまま脚を上げてみたり……。いつのまにか、ご近所のお仲間も増えて、今日は休みたいなって感じたときがあっても、みなさんが待っていると思えば自然に公園に足が向く。運動はなんといっても継続が第一でしょ。鍛え方次第で筋肉はいくつになっても増えるっていうし、私自身もそれを実感しています」

 こうした日課は健康維持以外にも役に立つことがあるという。

「とにかく、若いころから人と会って話すことが好きだったから……。お仲間と話していれば、楽しいばかりじゃなくて、ちょっとした世間の出来事とか、はやっていることとか、なにか新しいことも吸収できる。学びなんていったら大げさだけど……。私たちの世代にとっては、そういうコミュニケーションは脳の老化対策にいいらしいですしね。なにしろ、人生を楽しもうと思ったら、出かけて行って、人に会って、話をするっていう機会を減らしたらダメだと思いますよ。そのためには、まず健康で動けることが第一ですよね」 =つづく

中尾ミエ(なかお・みえ) 1946年、福岡県生まれ。1962年にデビュー曲「可愛いベイビー」が大ヒット。71年にリリースされたシングル曲「片想い」は30万枚の売り上げを記録。その後、歌手活動以外にも、俳優として数々のドラマ映画、舞台に出演。また、現在、情報番組「5時に夢中!」(TOKYO MX)の金曜コメンテーターとしてレギュラー出演中。

■コンサートのお知らせ 6月6日 東京「丸の内COTTON CLUB」「中尾ミエ77th birthday live No Time At All~人生もっともっと楽しまなくちゃ~」

※衣装提供DUEdeux

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷はシーズン後半戦、三冠王へまっしぐら ドジャース投壊がむしろ追い風になる理由

  2. 2

    美川憲一「もういいわ」和田アキ子「ありえない」…切り捨てた重鎮に見捨てられたNHK紅白の末路

  3. 3

    オリンピアンの大甘同情論に透ける「特権意識」…血税注ぎ込まれているだけに厳罰必至の当然

  4. 4

    「重圧は言い訳にならない」とバッサリ、体操界レジェンド池谷幸雄氏が語る「エース不在」の影響

  5. 5

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6

    松本人志裁判にA子さんいよいよ出廷か…執拗な尾行と知人弁護士との不倫疑惑に怒り

  2. 7

    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

  3. 8

    体操界は飲酒喫煙「常態化」の衝撃…かつてスポンサー企業もブチギレていた!

  4. 9

    女優・吉沢京子「初体験は中村勘三郎さん」…週刊現代で告白

  5. 10

    尾行、妨害、不倫、元女性誌編集長…松本人志vs文春の裁判がスゴいことになってきた