ものまね芸人ジョニー志村「リアルなタモリ」は事務所との二人三脚でつかんだ汗と涙の結晶
4月29日、朝の情報番組「ズームイン!!サタデー」(日本テレビ系)に出演し、リアルな“今のタモリ”のものまねで一躍時の人となったジョニー志村(50)。5月29日には、「しゃべくり007」(同)に登場するなど注目度が高まっている。
幼少期からものまねが得意だった志村。思春期は、コピーバンドを組んでボーカルを担当する一方で「ものまね四天王」(清水アキラ、グッチ裕三・モト冬樹のビジーフォー、栗田貫一、コロッケ)に夢中になった。ただ、プロになる自信はなく、大学卒業後はアルバイトを転々として過ごしたという。
転機は28歳だった。父親が亡くなり呆然としていると、ものまね番組のオーディションの告知が目に入った。父親が生前に「好きなことをやって生きなさい」と言っていたのを思い出し、ようやくものまね芸人の道へと足を踏み入れた。
当初は、氣志團の綾小路翔、GACKT、X JAPANのYOSHIKI、THE BLUE HEARTSの甲本ヒロトといったロックアーティストのものまねから始めた。ロックが好きだったことに加え、今より圧倒的に毛量が多かった。