ものまね芸人ジョニー志村「リアルなタモリ」は事務所との二人三脚でつかんだ汗と涙の結晶
タモリのものまねを始めたのは30歳の頃。しかし、この時はサングラスだけを変え、浜田省吾、舘ひろし、松山千春といったタレントのものまねを披露していく“サングラスメドレー”というネタの中の一つだった。
■6年かけて「リアルなタモリ」を追及
いまひとつ結果が出ず、ストレスで髪の毛が抜けてスキンヘッドにしていた時期もある。本格的にタモリのものまねを始めたのは6年前。事務所側から「タモリさんをブラッシュアップしていったほうがいい」とアドバイスをもらい、時間をかけて表情やしぐさ、口調を研究。年齢を重ね、少し髪の毛が戻ったことで、容姿も今のタモリに近づいた。
テレビで初披露したのは、昨年12月の「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ2022」(フジテレビ系)。番組スタッフや同業者の反応は上々だったが、世間一般で大きな話題になることはなかった。
前述の「ズームイン!!サタデー」は、GW初日、志村単体での出演という条件も重なったのか、今度は視聴者から大きな反響が寄せられた。