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高倉文紀美少女・女優評論家

札幌市生まれ。女優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がける。映画パンフレット、芸能プロダクション・企業向け分析リポートの執筆も担当。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

新木優子は爽やかで表情豊かなプロ気質で地方競馬を盛り上げる

公開日: 更新日:

新木優子(東京シティ競馬)

 大井競馬場で開催されている東京シティ競馬のイメージキャラクターには斎藤工剛力彩芽(2015~16年)、藤田ニコル川栄李奈吉谷彩子(18年)、菜々緒志尊淳(21~22年)らが起用されてきた。ナイターのトゥインクルレースに女性ファンを呼びこみたい意図があることから、モデル系の起用が多く、男性俳優だけの年もあった。

 23年のイメージキャラクターに起用されたのは、新木優子福士蒼汰。CMでは遠距離恋愛をする恋人たちを描き、コロナ禍以降に急成長を見せている生配信での中継を通じて競馬に参加するユーザーをさらに増やしたいという狙いを感じる。過去にイメージキャラクターに選ばれた女性陣はボーイッシュで力強いタイプが多かったが、爽やかでガーリッシュな新木優子という今回の人選は、これまでの傾向とは違っていて新鮮だ。

■地方競馬のCMには名作が多い

 まだまだJRA中央競馬(現在のイメージキャラクターは長澤まさみと見上愛)と比べてマニアックなイメージだが、地方競馬のCMには名作が多い。中でも作品として秀逸なのが大原優乃が青空色の衣装で出演した浦和競馬の22年プロモーションムービー「青い夢を見よう」で、実写版「ゆるキャン△」と並ぶ女優としての彼女の代表作と言いたいくらいにすてきだ。

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