出口夏希は等身大の役が似合う 素直で天真爛漫な“次世代ヒロイン”の筆頭
今年3月に発売された初写真集はフランス語で自由を意味する「liberte」というタイトルが付けられた(ロケ地はフランスではなく沖縄)。
人気アイドルグループの乃木坂46が誕生したときにプロデューサーの秋元康は「リセエンヌ」(フランスの女学生)のイメージでグループをつくったといわれるが、若手女優の中で最も「リセエンヌ」の世界観が似合うのは出口夏希だ。フランス語の語感が似合う、可憐でオシャレな愛らしさが持ち味となっている。
ドラマの視聴率が低迷して、映画もいくつかの大ヒット作を除くと決して好調とは言えない今、日本のエンタメ界は出口が見えない。
しかし、“希”望を秘めた「出口」なら、ここにいる。最近は主演女優の顔ぶれがやや固定化しているが、抜群の「新しさ」を秘めた出口夏希の世代の女優たちがヒロインとして活躍するようになれば、流れが変わって、明るい日差しが差し込むに違いない。