伊原六花は「ブギウギ」で得意のダンスを存分に生かし“気の強い後輩役”を演じる
今回の朝ドラで彼女が演じるのはタップダンスの名手という役柄で、ジャンルこそ違うがダンスシーンでその才能を発揮してくれそうだ。
1999年6月2日生まれ、大阪府出身の24歳。17年に広瀬アリス・すず姉妹らが所属するフォスターにスカウトされ、19年には「明治東亰恋伽」(tvkほか)で連ドラ初主演。今秋は10月17日スタートのドラマ「マイ・セカンド・アオハル」(TBS系)にも出演。10月20日には主演映画「リゾートバイト」が公開される。
今回の朝ドラでは男役として活躍して先輩にも意見する、気が強めのキャラを演じる。「ラヴィット!」(TBS系)などの番組で明るいキャラクターを発揮してロケでも活躍しているときのイメージとは、少し違う役柄だ。
しかし、抜群の明るいキャラクターを持ち味にしている女優が見せる寂しげな表情は、普段のイメージとのギャップもあって、とても魅力的なものだ。伊原六花も、ショートカットの髪形の印象が定着したこともあり、等身大の役よりむしろ今回のようなクールな役のほうがハマる気もする。
バブル景気ははじけたけど、伊原六花の好調期は一時期のバブルではなく、息の長い実力派女優になるはずだ。今秋は、その第一歩になるだろう。