草彅剛の“辞めジャニ”成功例は後輩のお手本に…ドラマ、舞台、CMでも復活できた業界での信頼度
NHK朝ドラ「ブギウギ」の11月第2週目から、草彅剛(49)が出演した。ヒロインの趣里(33)が演じる福来スズ子の才能を見いだす作曲家・羽鳥善一を演じる。モデルは「東京ブギウギ」や「銀座カンカン娘」ほか多くの昭和歌謡を手掛けた服部良一氏(1993年没)だ。
草彅にとって連ドラ出演は、1月期に放送された主演ドラマ「罠の戦争」(カンテレ・フジテレビ系)に続き2作目。2015年の「銭の戦争」、17年の「噓の戦争」に続く“戦争シリーズ”第3弾で、旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)退所後、初の民放連ドラだった。旧ツイッター(現X)で「#罠の戦争」は5話連続、8度も世界トレンドで1位になるほど話題になったものだ。
草彅の演技力の評価は高く、20年にトランスジェンダーを演じた主演映画「ミッドナイトスワン」で「第44回日本アカデミー賞」の最優秀主演男優賞をはじめ、多くの賞にノミネート。今でも上映されている映画館があり、今年9月には再び舞台挨拶を行なうほど同作は定評がある。
さらに今年は、レギュラー番組も軌道に乗った。17年9月に一緒に旧ジャニーズから独立した稲垣吾郎(49)と香取慎吾(46)との週1レギュラー「ワルイコあつまれ」(NHK Eテレ)に加えて、月に1度の配信番組も週1に昇格。