“旧ジャニタレ”ドラマは1月期も続々だが…各局制作vs営業せめぎ合いでいずれ主演ゼロに?

公開日: 更新日:

「民放各局はブッキング済みだったドラマについては起用するという方針ですが、《ジャニタレが出ているドラマは見ない》なんてアンチ以外にも、さすがに《何で使い続けているの?》と違和感を覚える視聴者も増えてきている。ドラマの制作サイドとしては正直、《新エージェント会社に移ったからOK》と、年明け以降もなし崩し的にキャスティングし続けたいようですが、世論が許すかどうか……」

 芸能ライターの吉崎まもる氏もこう口を揃える。

「制作サイドとしては、これまでずっと使ってきて、ファンがいて大コケしにくい旧ジャニタレを、できれば主役か2番手で使い続けたいのが本音。そうしないと物理的にもドラマの枠が埋まらない。とはいえ、世論とスポンサーの顔色を伺わなければいけない営業サイドは《これまでと同じように起用し続けるのはどうか》と難色を示している。局内ではそのせめぎ合いが起きているようです。NHK紅白歌合戦も出演ゼロで、《もう社会的制裁は受けただろう》と世論が同情的になるかどうかを見守っている状況ですね」

 年内でいったんリセット、年明けから新たなスタートを切りたいようだが、ジャニーズ問題はまだ決着したわけではない。再び世論の猛反発が起きたら、1月期以降のドラマは旧ジャニーズ主演ゼロになる可能性もゼロじゃなさそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方