高倉健さん出演作の楽曲群がロマンチック・ジャズでよみがえった 12.14リリース
真冬に“健さん”が帰ってきた。12月14日に「懐かしき日々(Dear Memories)」(ラッツパック・レコード)がリリースになり話題だ。
日本のジャズシーンを代表する気鋭のミュージシャンたちが“健さん”をテーマにレコーディング。心に染みるロマンチック・ジャズに仕上がっている。1曲目は映画「居酒屋兆治」から「時代おくれの酒場」。2曲目は映画「夜叉」から「懐かしき日々-Dear Memories」。3曲目は倉本聰脚本のドラマ「あにき」から「あにきのテーマ」が。
ラッツパック・レコード代表でプロデューサーの棚橋牧人氏は制作の経緯をこう話す。
「最後までブレることなく日本の男の美学を貫いた高倉健さんへの敬意を込めた作品に仕上がりました。『懐かしき日々』は大ベテランの佐藤允彦さん(ピアノ)、類家心平さん(トランペット)と新進気鋭の石若駿さん(ドラム)、坂井紅介さん(ベース)で新たにレコーディング。ジャケット画は福山小夜さんの作品で、福山さんは健さんが東映の任侠作品に出演していた際の背中の入れ墨を描かれていた方です。私自身、とても満足のいく出来です」
高倉プロモーションも全面協力。真面目に働く正直者がバカを見る令和の時代。今こそ「いよっ、待ってました、健さん!」の掛け声で、小悪党をバッサリ斬り捨ててほしいものである。