大河「どうする家康」最終回…NHKが松潤家康と視聴者の“有村架純ロス”に妄想演出で応えた
瀬名の登場には突っ込みどころ満載だったが、SNSでは《瀬名と信康がお迎えに来たときは涙だった!!》《瀬名が自害してからはもう有村架純ロスでした》《瀬名、築山殿の戦国お花畑構想は、いろいろとケチつけられ文句言われたけど『どうする家康』では、絶対必要だったと思う》《瀬名と秀忠が小さな扉から出てくるシーンがごっつええ感じ》など感動場面との投稿も多かった。
■お正月のバラエティ特番?
もうひとつ言えば、最終回だからといって、エンディングの回想シーンで出演者が次々登場してくるのは違和感。まるでお正月バラエティ特番。いや、それでよかったのか、年末なのだからね。それにしても後半のほとんどが家康の妄想で少々長すぎではなかったか。それに登場したメンバーは家康よりも先に逝ってしまった歴史上の人物ばかり。「人殺ししかしていない」とつぶやいた家康のひとことはまさに本音だと思う。孤独な爺様だったわけだ。
“松潤家康”が逝く直前に号泣していたけど、家康が乱世を終わらせたという感慨と、大河ドラマ「どうする家康」の終わりと、視聴率歴代ワースト2位になりそうだったからかもしれない。しかし、人気俳優が大勢登場した1年であった。お疲れ様だ。