川栄李奈「ナースエイド」に医療従事者からツッコミ!コロナ以降は医療・料理ドラマに求められるリアリティーに変化
■厨房で喚き散らしながら料理を作るシーンに異論が出た「フェルマーの料理」
「多少の脚色は視聴者も承知して見ているとは思いますが、やはり職の根幹を担う衛生面の描写のリアルさは、その職についている人からすれば譲れない部分でしょう。いくらドラマとはいえ、いい加減なイメージが拡がる懸念自体が、視聴者が没入感を失う要因になるでしょう」(ドラマ制作関係者)
ドラマ上の衛生面を気にしたツッコミが入っていた作品は、今作だけではない。記憶に新しいのは、前期放送の「フェルマーの料理」(TBS系)だろう。
「コック帽をつけずに、厨房で喚き散らしながら料理を作り、提供するというシーンが多く、それに対し視聴者からは、《厨房の全員が不衛生。唾も飛んでそうで、ここの料理を食べたいと思わない》という感想が相次いでいました。コロナ禍以降、大衆の衛生面に対する価値観がアップデートされたことにより、特に医療や料理ドラマの衛生面のリアルさを求める傾向が高まったのかもしれませんね」(同)