ジャニー喜多川氏の連続性加害「当事者の会」元代表・平本淳也さん 決意新たに著書出版の意向
ジャニー喜多川氏の連続性加害で、「当事者の会」元代表の平本淳也さん(57)が旧ジャニーズとの交渉の全貌をまとめて、世に問う意向のようだ。平本氏はパニック障害などでの体調不良を理由に、同会からも脱退している。それは苦渋の選択だったようで、友人の芸能関係者にはこんな胸中を語ったという。
「今までのことを原稿にまとめている。『全裸監督』を超える規模の作品にしたいと思っている」
この関係者が振り返る。
「同書の著者である作家の本橋信宏さんは、ジャニー喜多川氏の性加害糾弾の原点とされる1988年刊行の『光GENJIへ』をまとめたことでも知られています。その本橋氏が昨夏、『僕とジャニーズ』を発表された際、平本さんは書店でのトークイベントで共演されている。『全裸監督』は村西とおる監督について書かれているのですが、その圧倒的な取材、分量に触発され、自分も次に出すときはと参考にされているのだと思います」