斎藤佑樹が「news every.」サブキャスターに! 元ハンカチ王子の秘めた野望と人生すごろく
元プロ野球日本ハムファイターズの斎藤佑樹(35)の華麗なる転身が大きな波紋を広げている。斎藤は、この春から、日本テレビ系の夕方の情報番組「news every.」のサブキャスターとして大抜擢された。日テレ関係者はこう話す。
「斎藤は月・火曜のサブキャスターです。驚いたのは誰もが想定していたスポーツキャスターではないことです。事件や生活一般などを扱うれっきとしたキャスターです。もちろんスポーツ取材もしますがメインではありません。すでに番組内では“大逆転家族!”と題して、田舎に移住した苦難を乗り越えて成功を収めた家族に密着するドキュメントの取材を進めている。斎藤本人の持ち込み企画です」
斎藤は2006年夏の甲子園に早稲田実業のエースとして出場し全国制覇。ハンカチで汗をぬぐいながら現楽天の田中将大投手率いる駒大苫小牧を破り、「ハンカチ王子」として一躍時の人に。その後、早稲田大学を経て2010年のドラフト1位で日本ハムに入団するも、プロ野球選手としての斎藤は不遇の時代を送る。
「ここぞという試合で打たれ、ケガに泣かされた。大した活躍もできないなか21年10月に現役引退し、同年12月に『株式会社斎藤佑樹』を設立。その後はカメラマンやテレビ朝日系の『熱闘甲子園』などでコメンテーターの仕事をしながら、メディアへの露出を少しずつ増やしていったんです」(スポーツ紙デスク)