「古畑任三郎」「暴れん坊将軍」「赤いシリーズ」…つまらない連ドラより名作再放送のススメ
春ドラマが終盤を迎えている。最近の連ドラは鳴り物入りでスタートしたが、人知れず終わるパターンが多い。何より数が多過ぎて、ついていけない。限られた時間の中でダメドラマはパスするしかないし、むしろ面白いとわかっている再放送ドラマに食指が動く。
先月24日からフジテレビは放送30周年を記念して田村正和主演「古畑任三郎」シリーズを再放送している。オチがわかっていても再放送を見てしまう。毎日2話ずつ放送するが、10日の「魔術師の選択」は犯人役が山城新伍、新人マジシャン役を演じるのが当時18歳の松たか子。もう1本はわけあって放送されなかったが、名作の呼び声高い「間違えられた男」。視聴者が見たい作品を厳選してくれているのもありがたい。
中高年に懐かしいだけでなく、若い世代には面白いドラマに触れるいいきっかけとなっているようで、放送中からSNSで「#古畑任三郎」の投稿が目立つ。