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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性

公開日: 更新日:

■1カ月半でピアノ連弾シーンをクリア、中国語の日常会話もマスター

 そして、古川の周辺を取材すると、古川の驚くような“女優IQ”の高さが次々と聞こえてくる。例えば、「言えない秘密」で最大の見せ場となる京本とのピアノの連弾シーンについては、「河合勇人監督が“この映画はサブスクじゃなく映画館で見る作品に仕上げたい”と言った最大の注目シーンですから、2人には高い演奏技術が要求されていました。映画やドラマの出演者は普通、準備期間として半年くらい前からレッスンを開始するのですが、古川はたった1カ月半でこれをクリア。監督やスタッフを唸らせました」(映画関係者)。

 また2020年10月期の「この恋あたためますか」(TBS系)では、コンビニでアルバイトをする中国人役を演じた古川が、番手にもかかわらず、日常会話をマスターする必要があると判断。マンツーマンで中国語のレッスンを受けるというプロ根性を見せた。

「古川の最大の魅力は、共演者の良さを最大限に引き立たせる能力という独自の感性を持っていることでしょう。そしてアイドルタレントたちと共演しても、彼らのファンとのあつれきも一切聞こえてきません。中には“琴音ちゃんだと安心して作品に没入できる”なんていう声も聞かれます。女優として大成する上で欠かせない、同性から嫌われないという条件をクリアしているのは大きな強みですよね」(芸能プロダクション関係者)

 最近は少なくなったといわれる“名前だけで集客力を見込める女優”だが、若い世代の第一人者として古川の名前が挙がるのも時間の問題かもしれない。

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