陣内智則が独自のワールドを確立できた理由 考え抜く工夫、こだわりと努力を惜しまないこと
プロデューサーに「陣内どうやろ?」と相談され、「いまピンですけど」と言うと、「アイツやったらなんとかしよるやろ」と電話をかけると、「オールザッツのトーナメントに出ぇ! ひとりでもかまへん。頼むぞ!」という“むちゃぶり”で、漫才トーナメントにピン芸人で参加したのでした。
陣内くんはハンディの大きい異種格闘技の中、大健闘し、確か3回戦まで勝ち残り、この出演がきっかけでピン芸人の「陣内智則」が誕生しました。
その後は、みなさんもご存じの画像や音響を駆使して独自の「陣内ワールド」をつくり上げていきました。思いついても実際に具現化するのはむずかしいことですが、陣内くんは考え抜いて工夫を凝らしてネタにしてしまう。こだわりと努力を惜しまない、売れる要素・資質をしっかり持ち合わせています。
次回は陣内くんに大きな借りをつくったお話を……。