松本人志裁判に「介入」を試みた"女性誌元編集長"の素性 大手芸能プロと太いパイプを持つ「バリキャリ」

公開日: 更新日:

 さらにX氏が協力してくれないとわかると、田代弁護士はX氏とA子さんが不倫関係にあるという記事が出るかもしれないと、脅してきたと同誌は報じた。その後、実際に大手女性週刊誌の元編集長という女性がX氏のところにやってきて、“不倫”の文字が躍る見出しの記事のコピーを見せて「『性加害報道の記事は一部誤っていた』と言って欲しい」と迫ったという。和解するならA子さんに1億円でも払うと持ち掛けたが、X氏は不倫などしていないので「報じるなら勝手にしろ」と一蹴したという。田代弁護士はこれらの内容を否定している。同様に元編集長も周囲に否定しているようだ。

■懇意にしている事務所のスキャンダルをもみ消すことも

 それにしても、この元編集長とは一体どんな人物なのか。よく知る人物に取材した。

「元編集長で現在も編集部にいる女性です。一部大手芸能事務所と関係が深く、スキャンダルを掴んでも懇意にしている事務所のタレントだと忖度して書かないということも。特にある事務所と仲が良く、そこのタレントのスキャンダルはやりたがらなかったといいます。今回X氏に見せた記事も"脅し"のツールとして使っただけで、自分の週刊誌に掲載する気はなかったようです。要するに大手事務所に忖度しかしないなら、真実など何も書けないということです。こういう人が編集部にいることで、過去に特大スクープを潰されたこともあったと聞いています」(出版関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  2. 2

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  3. 3

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  4. 4

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  1. 6

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  2. 7

    永野芽郁“二股不倫”疑惑でCM動画削除が加速…聞こえてきたスポンサー関係者の冷静すぎる「本音」

  3. 8

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及

  4. 9

    綾瀬はるかは棚ぼた? 永野芽郁“失脚”でCM美女たちのポスト女王争奪戦が勃発

  5. 10

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり