俳優が筋肉マッチョを目指すワケ…山本耕史は「トレーニー」自称、福士蒼汰はトレ本を出版
「トレーニー」というワードをご存じか。“トレーニングをする人”の総称で、俳優業界で大増殖中なのだ。
自らを「トレーニー」と言ってはばからない山本耕史(47)は、CMでは白シャツに胸ボタンをはだけ、マッチョを強調。トレーニングはもちろん、鶏肉をメインにした食事で、食事管理も徹底。家庭では子供とは別メニューを食べるなど“ストイックすぎる”姿が、バラエティー番組で話題になっている。
12日から公開中の映画「キングダム 大将軍の帰還」では、大沢たかお(56)のパンプアップした姿が話題に。シリーズ1作目で20キロ増量し、さらに4作目までに武将として説得力のある体形をつくり上げたという。また若手俳優では、福士蒼汰(31)が動画配信「FUKUトレ」(U-NEXT)で視聴数43週間1位に。アドバイスが的確かつ、トレーニングが続けられると定評があり、書籍も出版。ライダー出身の王子様・福士から、トレーナー・FUKUに変わりつつある。なぜそこまでしてトレーニーになるのか。あるヘアメークアーティストがこう言う。
「世界を目指すとトレーニーになりますよね。韓国は兵役があるから、K-POPアイドルもスリムでもマッチョ。彼らと共演したら見劣りしますよ。配信番組になると視聴者は日本人だけではありませんし、中国映画に出演したら巨額の報酬が得られますから。山本さんは8月から始まるミュージカル『RENT』の日本公演でブロードウェーメンバーと共演しますが、過去の日本版『RENT』の活躍だけでなく、ビジュアルも決定打になったようです。福士さんも配信番組の出演がかなり増えています。ドラマの撮影中、男性陣が集まってはトレーニー話に花を咲かせていることがホントに多くなりました」